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落ちのない外伝


 ランキングのピックアップにあったこの動画。何故評価されなかった。
 やっぱり東方関連の動画は多くて埋もれちゃうんですねぇ・・・。



 13話、今日夜中うp予定です。
 シナリオを書いては消して書いては消して・・・。


 ちょっと前に書き終わってた落ちのない外伝話をうpしました。本当に落ちがないです。
 12話でちょこっと出した「夜中にプールに忍び込む」という話がこれです。
 内容的に動画にするのはあれだったのでノベルにしてここに載せます。
 夜はさすがに二人ともおとなしくしてるようだ。僕はパソコン、にとりと魔理沙は読書--と言っても漫画かラノベ--だ。
 友達とのお泊り会だと思えば楽しいものだ。こんなこともしばらくなかったし、何より二人との生活がいろいろと新鮮だ。
 ニコニコのランキングチェックやニュースサイトの巡回も終わったし、さて、何をしようかと思ってるときに魔理沙が本をパタンと閉じる。
「なぁ、プールってあるか?」
「プールってあの?」
「そう。外の世界じゃ紅魔館のようなでかい屋敷には大体あるんだよな。他のとこにもあるとは思わなかったぜ」
「市民プールっていって誰でも入れるプールもあるんだよ。別にお屋敷にしかないわけじゃないよ」
 ずいぶんと偏った知識だ。世界じゃ違うんじゃしょうがないと思うけど。
「なんでまた?」
「この本に出てきた」
 魔理沙が読んでたのはあの青春SFラノベだ。「UFOの夏」
 主人公が夏休みの最後の日、プールに忍び込むと何故か女の子がいた。その女の子との恋を描いたラノベだ。SF要素があるのはUFOが出てきたりするからだ。
 この場合「UFO」って何って聞かれると思ったけど・・・と口にしてみると
「UFOなら見たことあるよ」
 なんてにとりが言う。マジ?
「月都万象展でな、あの永遠亭の姫さんが紹介してたっけ」
「そうそう、あれすごかったなぁ・・・。解説の月の言葉が読めたらアレを元に作れそうだったのに・・・」
 UFOが作れそうな技術って一体・・・。そろそろ驚いてはいけないのかもしれない。
「で、プールだが。学校のでもいいが、この辺にないか?」
 ここから自転車で20分くらいのところに市民プールがある。行ったことはないけど。
「行こうぜ」
「そうだね、行ったみたい」
 そういうと思っていた。まぁ、時期的にはまだ空いてるだろうし行ったら楽しいと思う。だけど問題点がある。
「いいけど、水着がないよ」
「あるじゃん、ほら・・・」
 とにとりが指差した先にはダンボール。「優雅」ってのがサインペンで「遊惰」と書き直されてるあのダンボール。いやいや、あれに入ってた水着って・・・。
「その世界じゃあれが普通なんだよな」
 それも偏った知識ですよ魔理沙さん。
「私たち専用だしね」
 理由になってないですよ、にとりさん。
 二人がそれでいいならいいのかもしれない・・・。僕がそういうニーズの人間だと思われそうでなんかアレだけど。
「じゃ、今から行こうぜ」
「・・・はい?」
「この本じゃ、このくらいの時間に行ってるぜ」
「私もいきたーい」
 いや、それはフィクションだから・・・。ホントはいけないことだって本編に書いてありませんでしたか?
「誰でも行けるんだろ」
 時間を選びます。
「大丈夫、誰もいないって」
 万が一ってことがあります。
「博人は箒乗っていけよ。遠慮することないぜ」
 安全運転でお願いします。ってそうじゃなくて・・・。
「そうそう、問題ないって」
 最近お二人とも暴走がすぎるんじゃないでしょうか・・・。

 というわけで、二人はいつもの服の下にスク水という「ある方向」で見たらすばらしくジャスティスな格好をしているけど、僕としては非常に頭が痛い。
 僕にはスク水の趣味もたいそう服の趣味もない。ついでにメイドとセーラー服、眼鏡の趣味もない。眼鏡はかけてるけど単に視力が悪いだけ。
 深夜の空をまた飛んでいく僕たち。まだまだ暑さが残る時期だけど空は結構涼しい。
 空を飛んでいくと自転車よりも早くついた。考えてみれば直線距離で移動しているのだ。それは早くつく。
 深夜のプールは周りの建物の明かりのおかげであまり暗くはない。でも昼間と比べると人の気がまったくないのでさびしい感じがする。シーズンオフのときもこんな感じなのだろう。
 プールに着くなり服を脱いで飛び込む魔理沙。
 にとりはリュックを下ろして脱いだ服をたたんでからプールに飛び込んだ。河童は泳ぎが上手そうだ。偏見かもしれないけど。
 僕は仕方なく魔理沙の服をリュックの上のにとりの服に重ねるとベンチに座る。
「博人は泳がないのか?」
「水着がない」
「ふんどしでもいいんだよ」
「なお悪い」
「私は気にしないんだけどな」
「私もー」
 僕が気にする。そもそもふんどしは下着であって泳ぐための格好ではない。それになんでふんどしが出てくるのだろうか。幻想郷では男の下着はふんどしと決まってるのだろうか。異世界はやっぱりよく分からない。
「博人ー、ここの水なんかおかしいよ」
 にとりがプールから上がって僕に聞く。目のやり場に困るんですけど・・・。
「あ~、うん。消毒液とかいろいろ入ってるからね。幻想郷じゃ自然が豊かそうだから逆に汚く感じるかも」
 目線をそらしながら答える。やっぱり大きい・・・。
「そうなんだ」
「うん、だから帰ったらシャワー浴びないと体かゆくなるかも」
「水浴びしてるのにまたシャワー浴びるのか、おかしな話だな」
 

「あっちってどうなってるの?暗くてよく見えないけど」
 プールに浸かったままにとりが暗くなってるほうを指差す。真っ暗だけどかすかに光がみえる。
 明かりがあるってことはこの時間でも船は動いてるのか・・・。漁船かな。
「あっちは海。幻想郷には海がないんだっけ」
「そうそう、でかい湖はあるけどな」
 魔理沙が背泳ぎしながら話す。二人とも運動神経がよろしいようで・・・。
 幻想郷は結構限られた世界らしい。なので海がないという話を聞いた。何でかは分からないけど。
「今度、行ってみようか。夜じゃなくて明るい時間に」
「おう、咲夜の話でしか知らないからな、興味あったんだ」
 でもなんでその咲夜さんは海を知っているのだろうか。もしかして元は幻想郷の人じゃなかったとか。
「外の世界の船も見てみたいなぁ。外の世界の船って、こーんなに大きいんでしょ」
 にとりが腕を思いっきり広げて言う。
「大きいのだと何千人と乗せられる船もあるね」
「他にもキャノン砲とか対空ミサイルとかついてる船もあるんだよね」
「この辺じゃみないけどね。あることはあるよ」
「すごいなぁ・・・ばらしてみたいなぁ」
 にとりを港に連れて行ってはいけないようだ・・・。近くにはないから大丈夫だけど。

「ただいま~」
 玄関じゃなくてベランダのドアを開けて言う台詞ではない。まぁ、でも魔理沙にとってはほとんど玄関みたいなものだ。
「じゃ、先に入るぜ」
「分かった~」
 無事に帰ってこれた。夏頃は警察とかが結構パトロールしてるから見つかるんじゃないかとヒヤヒヤしてたけど、さすがに夜中にプールに忍び込むヤツがいるとは思わなかったみたいだ。それとも時間が遅すぎるからパトロールもいなかったのだろうか。
「博人~、どうしたの?」
「あ~、うん。見つからなくてよかったって思ってて」
 確かに見つからないかと心配になったけど、楽しかったのは確かだ。二人が楽しそうにしてるのを見てるだけだったけど、普段は体験できないことをした感じがする。
「大丈夫だよ。いざとなったら身を隠す方法があったから」
 とにとりは言う。まさかプ○デターみたいなことができるとか言わないよね?
「やっぱり博人も泳ぎたかった?」
「僕は泳ぐの苦手だから」
 泳ぐといえば、魔理沙が読んでたラノベを再現すると逆に僕が泳ぎを教わるほうだ。教えるのは多分にとり。それだとカッコつかない。
 でも二人だったらあまり気にしない。そんな感じがする。
 
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No title

どうも東方電気笛をご存じなようですな
実は僕もファンの一人なんですw

Re: No title

 ジャスティスっていう表記はもちろんそこから拝借。
 演奏もできて絵もかけて・・・ホント尊敬
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プロフィール

雨竜三斗

Author:雨竜三斗
雨竜三斗は文章系創作活動の名前

雨男は動画作成時の名前

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