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オリジナル百合SS「江ノ電ドリームス」

江ノ島オフ会やります!
詳細はこちら


オフ会のこと考えてたら書きたくなったので久しぶりにシリーズ再開です。
多分今回初めて「舞」の視点で書きます。もう一つあるのですが現在書きかけ・・・。
そんなわけで書けたほうから公開します。

簡単すぎるキャラ紹介。


 多趣味なメガネっこ。写真撮影、漫画の読み書き、読書(なんでも)、最近追加された麻雀好き設定、部活は演劇と放送をかねてるし、週3ぐらいでファミレスのバイトをしてる活動意欲にあふれてる女の子。
 
かおり
 世話焼きで舞のことが気になる――っていうか恋人――女の子。舞と同じ演劇部。
 舞と違ってそこまで活発ではないけどコーヒーが好きで喫茶店や缶コーヒーに詳しい。


 二人の設定はこれだけ。あとはその場その場で追加したり増えたりします。
 今回写真はなし。行ったことある人は脳内で風景を浮かべてください。


 どこからともなく、わたしを呼ぶ声がする。明確に『舞』って名前を呼ぶその声をわたしは知ってるはすだけど、それが誰なのか何故か分からない。
 何もない平地の光があるほう。逆行でその人が見えないけど、今でもわたしのことを呼んでる。
 手を伸ばす――


「何? 部活に来るなりおねむ?」
「厳密には同好会だよあみちゃん」
 わたしの伸ばした手を取ったのは――ゆいちゃんの言うとおり――麻雀同好会のメンバーの一人、あみちゃんだ。手に持ってる南の牌を何故かわたしに握らせる。
「そうみたい。みんな来てるの?」
「うん、まずは目覚ましに東風戦一局かな」
「はぁい」
 あくびと返事が混ざった。部屋のソファから起きるとすでにかなちゃんもゆいちゃんも席についてた。あいてるのは南場。なるほど、わたしが受け取ったのは場所決めの牌。
 牌を宅に戻すとかなちゃんは早速自動卓のボタンを押した。うちたくてうずうずしてるみたいだ。
「舞はそんなにおねむでどうしたの?」
 と上家のゆいちゃんが牌を並べ替えながら聞く。
「ん~、昨日はちょっちPSOりすぎた。緊急が12時にきたもんで」
「来てくれるのはいいけど、その時間は眠いよねぇ」
 そのとき一緒に居たかなちゃんは言う。全職業カンストしてもかなちゃんはダークファルスと戦い続けてる。わたしはようやくフォースがカンストして、テクターが45。
「つまり、ネトゲね。これ終わったらコーヒー淹れる? せっかくかおりちゃんからいいものもらったんだし」
 南を切ってゆいちゃんがありがたい提案をしてくれる。
「うん、よろしくー」
 わたしも南を切る。
 わたしの恋人のかおりちゃんはコーヒーが好きだ。気がつくと缶コーヒー飲んでるし、家に行くとおいしいコーヒーを淹れてくれる。
 そんなかおりちゃんが差し入れしてくれたコーヒーパック。ラベルや商品説明が英語、輸入ショップで見つけました感が伝わってくるおいしそうなコーヒー。
 そっか、あの声はかおりちゃんか。
 よく知ってて家族の次に声をよく聞いてるひと。いつも一緒に居られる、居てくれるひと。
 夢だと分からないのか。
「まい」
 ハッと気がつくとわたしの番か。しかもかなちゃんダブリーしてるし。とりあえず、字牌かな……。
「ロン、ダブリー断幺ドラ1。いきなり7700とはついてないね」
 とほほ……。


 江ノ電藤沢駅でボケーっとポスターを眺めて電車が来るのを待つ。今日は遅くなっちゃったみたいで人が思いのほか居ない。っていうか制服来てるのわたしだけ。
 そいえばハチクロこと『ハチミツとクローバー』って漫画で似たようなことがあった気がする。年上のビジネスパートナー(でいいのかな)の未亡人のリカさんのことが好きな真山青年はリカさんの出てくる夢を見る。で、職場のおねーさんに、夢にその人が出てくるのはその人が逢いたがってるから、みたいなことを言う。
 その日の取引先との会議の帰り、リカさんと思われる女性を見つける。追いかけるも逢えず、その人への思いは募るばかり……という社会人にしては甘すぎるお話があった。わたしの年じゃこれが甘すぎるのか分からないけどね。
 その理屈でいくと、かおりちゃんがわたしに逢いたがっている可能性がわたしの麻雀の使用率より高い確率で存在しているわけだ。
 でもよく考えなくてもこれはわたしがかおりちゃんに逢いたがってるだけの気がしなくもない。かおりちゃんのことを考えなければ、わたしの夢に出てくるわけもない。
 わたしの恋人、大好きな人、かおりちゃん。
 今日はわたしが部活だから先に帰っちゃってると思うけど、今夜電話しよう。次の日の朝はちゃんと逢えるからそのときまでそれで我慢我慢。
「まい?」
 なんとなく眺めていた花火大会のポスターをから目を離して、声のする方向を向くと誰とも間違えようがない、かおりちゃんが私服で居た。
「こんな時間まで麻雀してたの? ずいぶん中毒じゃない」
「かおりちゃんのカフェイン中毒ほどじゃないよ」
 かおりちゃんが手に持ってるのはすぐそこにあるコーヒーショップの紙袋。この時間から飲んで眠れなくなったりしないのかな。
「かおりちゃんはどうしたの?」
「ちょっと買い物。家ついてから買い忘れとかに気がついちゃって」
 湘南は観光地だし『湘南スタイル』なんて、ここらへんの生活とかを紹介した雑誌もあるけど、何でもあるわけじゃない。欲しい物があるときは藤沢や鎌倉までいくことも結構多い。藤沢までの定期はあるからかおりちゃんみたいに気軽にいけるしね。
「あ、電車きたよ」
 カルビーのお菓子とのコラボしている江ノ電がやってくる。最近ご当地アニメとタイアップした電車が結構あって、確か夏色キセキと花咲くいろははこういうペイントをやってた。前にジャンプ漫画とコラボしてたけど、それみたいにつり球やTARI TARIとやってくれないかなー。得をするのはわたしだけじゃないはず。
 電車から出る人はそこそこ、乗る人は数人。TARI TARIのエンディングの絵でみんなが乗ってるタイプ車両に、わたしとかおりちゃんだけが乗る。この時間だと多分、江ノ島までは誰も乗らない気がする。
 車掌さんを除いて、二人っきり。それを確認するなり、
「えへへ、かおりちゃ~ん」
 かおりちゃんに膝枕。今日はスカートだからふとももが触れて気持ちいい。
「ちょ、舞――」
「今日ね、かおりちゃんが夢に出てきてわたしのこと呼んでたの。だからかおりちゃんがわたしに逢いたがってるんじゃないかって」
「舞の夢に出てきたなら逆でしょう。舞があたしに逢いたがってるだけじゃない」
「えへへ」
 やっぱりそうだ。わたしが逢いたかったんだ。学校あるときは毎日登校一緒だし、休みの日も一緒に過ごすことが多いし、いつでも電話したり逢いに行ったり、気がついたら一緒にいるけど、それでもかおりちゃんと一緒に居たい。
「しょうがないわね……誰か乗ってくるまでこうしてていいわよ」
 まんざらでもないかおりちゃんの表情がかわいかった。



ふとハチクロのこと思い出して、まおゆうの2話の膝枕がよかったので書いてみた。

うちのフォースは45、テクターが25です(何

かなと舞だけがPSO2をやってるのは何故か名前の由来を考えてもらえれば分かると思います。その理屈でいうとかなのメイン職はハンター。
名前の由来はなんなのかもったいぶってるのは特定して、共感してほしいからw
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