スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

東方SS「笑顔の季節外伝 にと雛恵方巻き」

 節分に出遅れた・・・。でも書きかけを1年放置するには惜しいというわけで書き上げて公開。
 ま、時期に絶対に合わせる必要はないですよねー。(キリッ

 本編がちょっとつまり気味でさらに路線がちょっとシリアスなのでコメディちっくなのが書きたくなったというか、疲れてるので百合百合しいのを見たり聞いたり書いたりしたかったのです。
「こ、こんな大きいのはいらないわ……」
「そうかなぁ、まだまだ小さいほうだよ」
「にとりはいつも咥えてるから慣れてるのよ。ひな、こんなのはじめて」
「じゃあちょっとずつ、先っちょから」
「ごるぁ! あんたたちななななななななな何をしてんの昼間からっ! そそそそそそそそこまでったらそこまでよ!」
 なにがあったのかはたて様がいきなり取材介入と思われる行動にやってきた。顔を真っ赤にしてすっごいてんぱってる。
「なにって、恵方巻き作ったから」
「にとり恵方巻き、きゅうりが丸々入ってるから太くって……」
 これが河童流恵方巻き。ご飯ときゅうりの比率は2:1、もちろんきゅうりが2。あとはチキマヨとか入れる野菜――きゅうり中心の恵方まきがわたしの好み。
 今日は2月の3日ということで作ってみたんだけど、きゅうりがまるまる入ってるからか雛にはちょっと大きかったみたいだ。
「あやや~、はたてはナニと勘違いしたのかしらねぇ」
 それはそれはものすっごくウッザい表情で文様が後ろからやってくる。ホント、何と勘違いしたのやら。
 はたて様って変なところでムッツリである。鼻血噴出したりはしないけどカメラ持ってこういうことしてるからそのうちムッツリーニ一族に加えられるかもしれない。
「ま、紛らわしいのよあんたたち! 恵方巻きはしっかり今年の方向を見て、目をつぶって黙って食べないとダメなのよ!」
 確かにそうなんだけどね。でもいざ実物をみたら雛が『すごく……大きい』って言うもんだから。
「そもそも、わたしたちは女なんだからパチュリーさんや永琳さんの都合のいい魔法や薬がないとついて――バーザムっ!」
 恒例行事となった夫婦漫才。今日も文様はハリセンで吹き飛ばされる。むっつりはむっつりであれだけど、オープンすぎるのもあれだなぁ。
 わたしの場合は雛にそういうギャグを振ってもスルーされるんだよね。説明するのも恥ずかしいしたまにしか振らないようにしてる。
「じゃあはたて~、帰ったらわたしの恵方巻き、加えてみる?」
「文の、恵方巻き?」
「咥えて……わたしの恵方巻き」
「文……」
 そういうのは帰ってからしてね。





「願い事決めた?」
「うん、にとりは?」
「わたしも決めたよ」
 お互い確認すると同じ方向に体を向けて黙って恵方まきを口にする。きゅうりをかじる気持ちのいい音が部屋の中に響く。
 わたしの願い事は『雛とずっと一緒にいたい』 たとえ一度は分かれてもまた一緒になれる。なんだかもうかなってそうなお願い事だけどね。
 雛のお願いことはなんだろう。あえて聞かなかったけど気にはなる。同じだといいけどなぁ。
「ご馳走様っ」
 そんなことを考えている間にわたしの分は終了のお知らせ。雛はまだちびちびとかじってる。こんなの入らないよみたいな表情をしてる雛はちょっとえっちに見えたのはわたしがえっちだから。
 わたしが食べ終わって雛をじっくり観察してるのが分かったのかちょっとペースを速める。
 ……ご飯粒がほっぺについてる。
 気になる、でも食べてる間は話しかけたりできないし、エレガントな雛のほっぺにご飯粒がついてるそのギャップにかわいいと思いつつとってあげたいと思うんだけど、そのとり方は手でとってあげるか、わたしがぺろっとしてあげるかどれをとっても雛に触れられるからいいんだけどめったにないシチュエーションに他のひとからすれば『どうでもいい』『そっとしておこう』という感想でとられそうな葛藤。
「ごちそうさま」
 そうこうしてるうちに雛も完食。さて、本人は確実に気がついてないしどうする。
「雛、ほっぺにご飯粒」
「えっ」
 結局指でとってあげる。ご飯粒はわたしがおいしく――
「ん」
 いただけなかった。雛がご飯粒ごとわたしの人差し指を咥える。ご飯粒はもちろん、わたしの指も口の中でぺろぺろされてる。
「雛、それ恵方巻きじゃないよ」
「ひってるよ」
 といいつつも放してくれない。飴でもなめてるみたいに親指をなめてる。確実にえっちだ。
 ちゅぱちゅぱと音を立ててなめだした。それでも足りないのか指をまるまる食べてるみたいに口の中に。
 雛の口の中あったかくて、いつも触れてる唇も柔らかくて、わたしまで変な気分になっちゃうよぉ。ホントにはたて様の変な想像が現実になってる気がする。
 幸い取材介入もないけど、このままだとわたしも雛をぺろぺろしたくなっちゃう。
「ちゅっ……ごちそうさま」
 なにがご馳走様なのか分からないけど雛は満足そうにわたしの指を解放する。人差し指だけ感触の違う手がなんだか物寂しい。
「どうしたの?」
 わたしの複雑な表情に雛が疑問詞を投げかけるけどわたしとしては雛のその行動のほうがどうしたの?だよ。
 そういうことをされると、わたしもう。
「わたしも、雛の恵方巻き、ほしいな」



 ついに書いちゃったね指ちゅぱ。もっといろんなとこにちゅっちゅ
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

ブログパーツなどなど
プロフィール

雨竜三斗

Author:雨竜三斗
雨竜三斗は文章系創作活動の名前

雨男は動画作成時の名前

pixiv ニコニコ mixi


Circle.ms

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。