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雨降らしの竜 同人誌第3弾特設記事

 第6回東方紅楼夢、秘封倶楽部オンリー「境界から視える外界」の新刊は、雨降らしの竜、同人誌第3弾。秘封倶楽部旅行本になります。


 詳しくは続きをどうぞ



 旅行で東の方に向かった蓮子とメリー、出会ったのは不思議な人や町


「こんにちは。相席いいかい?」
 とやってきたのは髪の長い大人びた女性。学校の先生とかでもやってそうなやわらかい声。深緑の長髪、紺色の服とおとなしい印象がするあたりがそのイメージを強くする。これでメガネがあったら絵に描いたような女教師なんだろうな。でもどことなく不思議な雰囲気が漂う。


「私の『世界不思議発見装置』が急に反応しだしたんだ。それを追ってみると君たちがいた。君たちはなにか不思議なことを隠しているっ!」
 とセーラー服美少女戦士は『意義あり』のポーズ。


 それをこの教授は話しをしながらわんこそばでも食べるように平らげていった。甘党にしては度がすぎる気がするわ。
「私は人より多く頭を使うからこれだけ糖分が必要なのよ。それだけ消費してるから太ったりもしないわ」


「それ以来仲のいい男女がこの島に来るたびにあたしの力で別れさせてるのよ。多分ここで言われてるジンクスってそれなんじゃないかしら」
 自分のやってることがどう思われてるかは知ってるみたいだ。
 江ノ島には『カップルで来ると破局する』という分かりやすいジンクスがある。いつからそんな話があるのかは分からないけど、この神様のいう何十年も前にはあった話である。


「蓮子、顔怖い」
「だってさ、遷都されるさらに前に書かれた原稿だよ。こんな貴重なアイテムがこうして保存されて公開されてるんだよ」
 興奮を抑えつつ――抑えられてないかもだけどボリュームだけは抑えて――メリーにこの喜びを伝える。


 さぁ、蛇が出るか、クマが出るか、鵺が出るか、別の世界への入り口があるか。正体不明という点から花子さんの正体は案外『鵺』なのかもしれない。
「どうメリー、なにかいる?」


「帽子が皿で、リュックが甲羅。河童みたい」
 いくらなんでも失礼よ蓮子、と言おうとしたらひとりは、
「わたしは河童だよ。身も心も」
 彼女は人間ではない? 河童?


 のんびりとした口調はメリーみたいな西洋人の雰囲気を漂わせている。やっぱり同じタイプの人間は引き寄せあうのか。類はなんとかを呼ぶってやつ。
「それでいて京都と同じくらい霊的な場所でもあるわ。あなたたちは幽霊とか信じるかしら?」


 秘封倶楽部的 東海道幻想ツアー


 10月11日 第六回東方紅楼夢 I-20b「雨降らしの竜」にて頒布開始予定。
 



 原作:上海アリス幻樂団

 製作:雨降らしの竜
 文:雨竜三斗
 挿絵:松山望、PZIV

(敬称略)


 蓮子の隣にはさっきまでいたはずの女性の姿がない。あたかもいたような空き席があるだけ。
「まさか、幽霊?」
 蓮子が怪談を話すような顔をして言う。





 こんな感じです。毎度毎度映画告知っぽくなるのは仕様。個人的な趣味でもあります。
 今回贅沢にも、お二人の絵師さんに挿絵をお願いしちゃいました。これまたいい絵を描いてくださって、感謝感激ちゅっちゅです。
 サンプルはpixiv、ブログの方にも上げました。こちらへどうぞ
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