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インファ第二期?

 といわけで、動画の続きの連載となります。連載といっても不定期ですけどね。

 絵に関して足りない部分はなんとかフォローしていきたいなぁと思ってます。ホントは絵が描ければいいんですけどね、練習しないとなぁ。

では、どうぞ。



 この幻想入りには独自の解釈、オリジナルキャラの登場、無数のパロディなどが含まれます。そういったものが苦手な方はごらんにならないことをオススメします。


 今日も学校が終わって帰ってきた。夏コミも過ぎたこの時期は特に締め切りに追われることもなく、まったり創作活動に励んだり、幻想郷の秋を感じることができる。
 さて、次は短編集を出そうかな。そう思って自分の部屋のドアを開ける。
「こんにちは、あなたにお願いがあって来ちゃった。テヘ」
ポルナレ符
 あ、ありのまま今起こったことを話すぜ。
 学校から帰ってきたらゆかりんが僕の部屋の中にいた。
 な……何を言っているのかよく分からないと思うが、僕もよく分からない。
 スキマ移動とか不法侵入とかそんなチャチなもんじゃ断じてねぇ。
 という冗談はおいといて。
「ちょっと未来に行って欲しいの」
「はい?」

ようこそ、レトロスペクティブ京都へ



 車もしばらく空を走る予定もなさそうだと思ってたけど僕もそう思う。あとアポロは何号までいったのかな?
 江ノ電はまだ走ってるかな? ケータイはどこまで進化したかな? ニコニコ動画や2chはまだあるかな? wind○wsは今どんな風になってるかな? ポケ○ンは何種類まで増えた?
 そういうことは知らなくても、この世界では月面旅行が現実になったというのはよく知っている。値段はやっぱり高いらしい。
 そんな予想も出来ない未来の世界の話はゆかりんからいろいろ聞いた。この世界は僕のいた世界とは違う歴史をたどってきたパラレルワールド。この世界には幻想郷を舞台にしたゲームは存在しておらず、神主もえーりんえーりんと腕を振る人もメイド服を着てギターをかき鳴らす男の人もいない。
 なんでここに僕が来ることになったかというと。とある少女を調査して欲しいということだった。まるで時空探偵と、はしゃぎたいところだけど探偵の仕事がそんなに楽しくないというのは知ってる。
 対象――探偵は調査対象をマルタイというらしい――は、僕が今の今まで存在しないんじゃないかと思ってた人。名前はマエリベリー・ハーン、通称メリー。
 彼女は、僕たちの住んでる世界の東京並に、サラリーマンが歩き回る都市となった京都にいる。ここの大学に通っている学生で、秘封倶楽部という不良オカルトサークルに入っているということもよく知っている。CD全部買ったからね。
 この世界の京都の地図やその他必要なものを渡されてここに飛ばされてきた。スキマの箱には時空を超える力があるという教授やちゆりの話は本当のようだ。
 でもどうすればメリーを見つけられるかなんて分からない。いつもならガイドとして衣玖さんがいるけど今回は一人だ。衣玖さんを連れて行けないのは当然として、今回はゆかりんも藍様も橙も同行できないと言っていた。
 町並みを乱さないようにという考えからこの町には高層ビルというものはない。今は歩道橋の上でそんな町を眺めている。時間はお昼過ぎ、遅めのお昼休みをとったり、営業に回るスーツ姿の人たちが目立つ。
 さて、本当にどうしようか。
「今日は。さっきから挙動がおかしいけど迷子? この歳で?」
「ひゅい!?」
 にとりみたいな変な声を出してしまった。知らない場所でいきなり知らない人に声をかけられたのだ。でも声の主の顔を見ると知ってる人。向こうは僕のことを知らないけどね。そんな女の子(年上だけど)の名前は、
「メ、メリー?」
「友達からはそう呼ばれてるわね」
 まさに「私メリー、今あなたの後ろにいるの」状態だった。金髪で、現代なのにナイトキャップ型ZUN帽、服のセンスはゆかりんと似たような紫をベースとしたデザイン。これでコスプレではないというのだから時代は変わっているのだと思う。
 そんな冷静に分析する自分と金魚みたいに口をパクパクさせる自分が居る。
「もしかして迷子かしら?京都は広いからね、初めてきた人には分かりにくいと思うわ」
 た、大佐、対象と接触中だ。し、指示を頼む。
 お、落ち着けスネー○。下手に顔に出すと危険だ。冷静になって素数を数えるのだ。アイン、ツバイ、グーデンモルゲン。
 大佐、グーデンモルゲンは挨拶だ。
「どうしたの、急に走って……」
 ジョ○ョネタとメタ○ギアネタで脳内コントをやってるうちに、息を切らせてもう一人知ってる人がやってきた。衣玖さんやこいしのようなハットタイプZUN帽、白い服に黒のロングスカート、ウサ耳は当然ない。
「あら蓮子、やっと追いついたのね」
 そんな蓮子に対してメリーは冷静(のんびり?)だ。東北人並みののんびり具合とは蓮子の談。
「この女の子からね、結界の隙間みたいなのが見えたの。すっごく小さいけど、別の世界とつながってる風に見える」
 う、さすがに鋭い。多分、最小国家錬金術師印のトートバッグからリボンつきの怪しいスキマが見えたのだろう。もちろん僕の目にはそんなものは映ってないので想像で。
 別の世界から来たとかそういうのは黙ってるように言われてるから、なんて言えばいいか……。
「結界? でも普通の女の子よ。ところで、あなた名前は?」
「えと、片瀬コノミです」
 蓮子のほうはあまり気にかけてないみたいだ。というのはメリーには『境界』が見えてて、蓮子には見えてないからだ。ちょっと頭がいいことと『月と星を見ただけで時間と現在位置が分かる能力』を持っていること以外は蓮子も普通の人間だ。……と思う。
「でも気のせいかなぁ。ヒロシゲ乗ったときもそういうの見えたし」
「気のせいじゃないの? 最近変な夢みたりとかでちょっと神経質になってるのよ」
 話の流れ的に、誤魔化したり、能力を使ったりしなくていいみたいだ。助かったといざる得ない。
「あなた、京都は始めて?」
 蓮子が僕の顔をのぞいて聞いてくる。
「はい、鎌倉から来たんですけど、こういう場所初めてで」
「そうねえ、あっちは田舎だったわ」
 とメリー。でもそれなりに楽しんだような口調。ホントに冥界参りでもしたのだろうか。
「じゃあ、観光なのね。よかったら案内してあげましょうか?」
「え、良いんですか?」
「メリーが目をつけた女の子だから、何か面白いことがあるんじゃないかなって」
 好奇心の対象にされるのは初めてだ。蓮子は好奇心が旺盛な人だなと改めて思う。
「この時期に観光、大学生かしら」
「ええ…、まぁ」
 ごめんなさい、高校生です。

 京都には修学旅行で1回来たことがある。有名な場所しか回らなかったし、町並みも詳しくは覚えていないけど、だいたいあってると思う。
 ただ、最初にも思ったとおり人の量が僕の世界の東京並みである。日本の首都なのだから当然といえば当然。
 そして駅もかなり大きくなっている。ぱっと見は見たことある駅だけど、地下がかなり広い。東京駅も商店街やホームがたくさんあったけどこちらは上に作れない分、地下に地下に進んでいる。ご存知卯酉新幹線も地下にあるらしい。
 駅といえば、交通機関に使えるICカードが全国統一されていたこと。小さな百鬼夜行と同じ名前のカードが電車、コンビニなどほぼすべての場所で使えるようになっていた。蓮子が僕のを見て「古いカードね」と言われてしまった。
 有名な場所をあらかた周り、ハンバーガーショップで遅めのご飯と休憩を取る。こっちの世界にもあるんだなマック。
「20時31分22秒」
 蓮子が窓の外を見つめながらつぶやく。ちょくちょく時間を言うけどこれは癖みたいなものなのだろうか。
 こんな感じで東方に登場するキャラクターはみんな(大ちゃんとかこあは知らないけど)持っている「~する程度の能力」 僕も何故か持っていた。衣玖さんの一件以来、自分である程度コントロールできるようになったので場を乱さない程度に使ってみた。
 レモンティーとミルクティーどちらを買うか蓮子が迷っていたので、間を取ってアップルティーにするような空気にしてみた。
 でも二人には作用しない。秘封倶楽部の二人がちょっと普通の人と離れてるので効かなかったのかもしれない。コンビニで理不尽な理由で怒られてる店員さんと客の険悪なムードを変えることが出来たので多分そう。
 ゆかりん曰く、博麗大結界の影響のある場所じゃないと使えないらしい。なので僕のいる世界では使えない。だけど、この場所では使える。ということは幻想郷と何かかしらのかかわりがこの町にはあるみたいだ。
「ねぇ、コノミ。オカルトとか興味ある?」
 ふと思いついたように蓮子は言う。
「宇宙人とか幽霊とか?」
 勿論興味がある。某団長ご要望の宇宙人、未来人、超能力者、異世界人の全部に会っているけど、そんなんじゃまだ物足りない。ちなみに未来人は今目の前にいる。
「そう。もしよかったら面白い場所に行ってみない?」
 蓮子の言う『面白いところ』が面白くないわけがない。質問聞いて二つ返事余裕でした。
「もしかして、あそこ? でもこの前行ったときはなにもなかったじゃない」
「結界の隙間と一緒に動いてる人と一緒ならまた結果は違うんじゃないかしら」
 なんだかんだで蓮子はメリーの言ってる事を信じてるみたいだ。下手をすると箱が見つかってしまうかもしれない。注意しないと……。
 あーだ、こーだ言ってるメリーは驚くことにあのスキマ妖怪に近い能力を持っている。世の中の結界の境界が見えるらしいけど、それが境界を操る能力に変わりつつあると『夢違科学世紀』で言っていた。ゆかりんの依頼というのはその能力がどこまでいっているかという調査だ。ゆかりん本人がいけない理由というのがあるらしいけど詳しく教えてくれなかった。
「で、面白い場所ってどこなんです?」
 二人の議論を割ったみたいに言ってしまう。また空気読めなかったかな……?
 でも蓮子はさわやかな声と笑顔で信じられない場所の名前を言った。
「博麗神社」

 博麗神社っていうのは2つあって、1つは腋巫女のいるお賽銭のない神社。もう1つは無人の寂れた神社。前者は幻想郷の中(厳密には違うけど)にあって、後者は結界の外に建っている。
 蓮台野夜行で博麗神社に行った、みたいなことを言ってはいたけど場所までは書いてなかった。
 でもまさか京都にあったとは……。
 ネットとかでは『守矢神社いってきますた』という報告はあっても『博麗神社みてきたよ』という報告はない。あったら今頃痛絵馬がたくさんあるんだろうなと思う。その手の人たちのおかげでお賽銭もどっぷりだ。
 二人に案内されてきたのは見覚えのない博麗神社。基本的には一緒だけど違うのは雰囲気だ。人の気がまったくない。妖怪とか魔女とかじゃなくて幽霊が出てきそうな感じ。
 この神社はかなり古くからあり、僕の世界にはなく、この世界にだけあるものなのだろう。秘封倶楽部の二人が居る時代が西暦何年か分からないけど、1884年から存在していることは間違いない。
 幻想郷側の神社と同じ段数の階段を登り、境内に着くなり、地面から足が離れたようにふらふらとメリーは歩き出す。
「おかしい。結界の構成が以前来たときと違う」
 僕の後ろで蓮子は宇宙人と交信してるかのように月や星を見てる。
「21時5分44秒、ここは博麗神社」
 空気を読んで僕も能力を使わないと……でも二人には効かない。
 この二人に限らず幻想郷の住民でも僕の能力の影響を受けない人物がいる。今のところ分かってるのはゆかりん、永琳、輝夜、霊夢、レミリア、萃香。みんなゲームのほうで言うなら6ボス、EXクラスの力を持つ人物だ。霊夢は『空を飛ぶ程度の能力』があるから効かないのだろう。
 それと一緒でこの神社も僕の能力に影響されないみたいだ。
「さ、今日こそ入り口を見つけるわよ」
 と、張り切る蓮子。実は僕もワクワクしている。寂れた神社で異世界への入り口を探す。こんなに面白い話はなかなかない。小学生でも中二病患者でもこんなことはしないのだから。
 でもメリーから目を離しちゃいけない。ゆかりんに頼まれてることだしね。二人が別行動を始めたとき僕はメリーに付いていった。
 ゆゆ様みたいなフラフラした歩き方(あの人は歩いてないけど)で、僕には見えないものを追っている。本殿の前でぴたりと止まると彼女はどこを見てるとも言えない目で何かを見ている。
「隙間が出来たり、消えたり……こんなことってあるの?」
 僕にはまったく見えない。ただ暗い夜の神社に古びた本殿が眼鏡を通して見えるだけ。
 今度は戻って、鳥居のある方に歩いていく。僕はもう何がなんだかさっぱりだ。ゆかりんの出てくるリボン付きのスキマなら見えるんだけどなぁ……。
 鳥居のとこに寄りかかって蓮子が夜空を見ている。でもやっぱり違うものを見てるような目だ。
「あ、見失っちゃった」
 メリーがこの世に帰ってきたみたいに言って足を止める。月明かりに照らされてるこの場所にはやっぱりおかしなものは見えない。
「あら、蓮子いたの?」
「うん。月と星を見てたんだけど、見るたびに違う時間と場所になるの。時計だと21時18分。で星を見ると23時24分。場所は博麗神社だけど、私たちの知ってる神社じゃないときがある……。ということは」
 説明してたときは真剣な口調だったけど、だんだんと研究の成果が見えてきた学者みたいな口調になってきてる。
「何かあるわ。今日は徹底的に探すわよ」
 こういう人は万国共通でこういう人だ。ハマったらずっとそうしてるだろう。僕もそうだから。
 世界が違うと時間のずれもあるらしく、僕のいる世界ではそろそろ23時半くらいになる。蓮子が星を見て確認した時間は僕の世界と幻想郷の時間のようだ。ということはそろそろタイムリミットが近い。
 僕にとってはこれだけでも十分すぎる収穫だけど、本来の目的がまた達成されてない。今のところメリーの能力は結界の境界が見える能力だけしか使っていない。一応ぎりぎりまで粘ろう。
「ねえ、蓮子。いつだか私の力が強くなってるって言ったわよね」
 夢違科学世紀のあとの話だろうか。蓮子はうなずいて、
「多分だけどね。でも変な空間に飛んじゃったりしないでよ」
「それは大丈夫。でね、今私達を見てるこの空間にいる『何か』を見つけてやろうと思うの」
 メリーがさっきから追ってた、動く空間のスキマ。もしかしたらゆかりんか藍様が私達を見てるのかもしれない。ということは、ここでメリーに見つけると大変なことになるんじゃないのかな。
「具体的にはどうするの?」
 と蓮子。
「そうねぇ。ハエを叩くみたいに隙間をつかもうと思うの。今の私なら見るだけじゃなくて触れることも出来る、そんな気がするの」
 見るだけじゃなくて触れることもできる。ということは最初の蓮台野夜行から比べて、そうとう能力が強くなったということなんだろうか。そうなるといずれはゆかりんと同じように境界を操るまで至るのかもしれない。
 メリーとゆかりん同一人物説というのがある。メリーの能力が強くなっていきそのまま妖怪となる。服装や能力、元ネタの関連性からしてかなり信じられる考えだ。だけど、この説をとるとなるとメリーはタイムスリップもしてることになる。能力は時間すらも操れるのは僕の持ってるスキマの箱で実証済み。ということはやっぱり。メリー=八雲紫なのだろうか。
 では、なんで今回の依頼があるのか。この説で話を進めるとすると過去の自分を見てきて欲しいということになる。既に体験してることなのにそんなことをする理由が分からない。
 何もない空間をちょうちょでも捕まえる子供みたいにつかもうとするメリー。私にも蓮子にもスキマは見えないのでどうすることもできない。
「ねえ、あなたはこことは違う世界があるって信じる?」
 信じるも何も、そこから来ました。とは言えず、
「あるんじゃないですか。あるって証拠もないですけど、ないって証拠もないじゃないですか」
「そうね。私たちは結界の切れ目を探してるっていう世にも奇妙な活動をしてるけど、やっぱりそういう『別の世界』を見てみたいのかもね」
 幻想を見つめるような目で蓮子は言う。ファンタジーとかそういうのにあこがれるのは誰だってあること。現実的に考えればそんなものは存在しない。
 でももし、目の前に不思議な能力を持った女の子が現れたら、それこそ宇宙人、未来人、超能力者とであった普通の少年のようにワクワクしながら首を突っ込むだろう。
「捕まえたー」

 ホントに子供のようなテンションでメリーは『何か』をつかんだ。蓮子とコノミには見えてない『空間のスキマ』
 よく見るとメリーの指が少し見えなくなっている。コノミは視力が悪いので分からなかったが、蓮子はそれを見て目を疑った。
(本当につかんでる? 何を? 空間の切れ目?)
「ちょっとこじ開けるから待っててね。今日はこれに飛び込むわよ」
 と若干――おかしなテンションでメリーは両手でスキマを開き始める。傍から見るとパントマイムのような動きをしている。
(どうしよう。スキマが見つかっちゃった?)
 もしかしたらこのスキマは幻想郷につながってるのかもしれない。ここは外の世界の博麗神社、恐らく唯一あちらとこちらで共通する建物。その可能性は十分にある。メリーが掴んだスキマ。これは多分紫がこちらを監視するために開いているモノ。じゃないと通常結界の切れ目が場所をいきなり変えたりはしないだろう。
 コノミがどうしようかと考えてる間、メリーが一所懸命にスキマをこじ開けてると、メリーが開いた空間に色が付いてゆく。濃い紫色の空間がだんだんと蓮子には見えてきた。
 そこには無数の目、目、目。そのうちの一つが――こちらを見た。
「メリー!」
 メリーがのんきに蓮子を見ると辺りがすべて紫色の空間に変わった。地面がないのに地に足が付いている。空がないのに時間が分かる。0時37分、2時55分、21時32分。全てバラバラ。場所は、
「スキマ」
 蓮子が知った現在位置の名称をコノミが呟いた。やっぱり何かあるんだこの子。
「ねぇ、」
 声をかけた瞬間に辺りが一瞬にして元に戻った。と思うとコノミの姿がない。
「コノミ……?」
「えっ? 私達、どうしたの?」
 メリーが今目覚めたかのような表情で蓮子に問う。
 


「焦ったわ~」
 と霊夢のお茶を勝手に飲んでるゆかりんは言う。「焦った」と口では言ってるけどまったくそんな気がする口調ではない。
 藍様と霊夢は今神社周辺の結界の総チェックでいない。『こっち側の博麗神社』の縁側には僕とゆかりんだけ。時間は16時20分ぐらい。
「僕どうすればいいのか分からなかったんですけど、これでよかったんですよね」
「ええ、上出来よ。ご褒美に藍の尻尾をモフモフする権利をあげるわ」
 それは魅力的だけど、なんか納得いかない。
 僕としては情報が欲しい。メリーとゆかりんの関係、メリーの能力に関して、どうして僕はあそこで能力が使えたのか、もう1つの博麗神社、その他もろもろ。
 そんな僕の顔を見て、
「出来る限り教えましょう。あの世界の京都はこっちの世界と非常にかかわりがあるの。だからあなたの能力が使えたし、私も多少干渉ができた。それ以外は企業秘密よ」
 と説明するゆかりん。
 企業なのか?それとも某螺旋のネタなのか。でもボーダー商事は何故か株式会社だったなぁ……。森羅カンパニーは分からないけど、多分あの世界は存在しない気がする。
 それはともかく、僕の考えでは幻想郷は『あの京都』にあるんだと思う。明治17年、京都の一部を博麗大結界で隔離した世界が幻想郷。あのレトロスペクティブな町ならそれくらいあってもおかしくはない。それだと現実世界で入れない場所ができるはずだけど、あの世界ではそんな場所はない。ということは結界で覆われた場所は現代と幻想の2つを共有してることになる。鏡に映る世界のように、歴史的建物と現代的建物が共有する街でリアルとファンタジーを共有してる箇所があるのだ。
 残念ながらそれは蓮子とメリーのいた世界での話で、僕のいた世界と幻想郷はなんのかかわりもない。今まで会ったほかの外来人さんも僕とは別の世界の人間だった。人じゃない人もいたしね。
「こんにちは、コノミさん」
「あ、衣玖さん。こんにちは」
 でもあの世界に行く機会はしばらくなさそうだから、真偽を確かめることはできないけどね。


あとがき
 ブログで幻想入り、事実上の「第二期」の最初の話。幻想入りかどうが疑うような内容ですが、秘封倶楽部のある世界に行った幻想入りも勿論あるので幻想入りなんでしょう。
 僕の書く東方キャラの大半は『二次創作寄り』なキャラをしてますが、秘封倶楽部の二人は割りと原作寄りにかけたんじゃないかと思います。二次創作における蓮子とメリーがどうなってるか……同人誌とかCoolierのSSを読むと分かるかもしれないです。幻想板の秘封スレは(そこまでよ!AAry

 次回は……未定です。やりたいことが多すぎなので別のモノかいてるかもしれないです。もし「さっさと衣玖さん出せゴルァ」とか「衣玖さんとコノミの百合マダー」というのがあれば言ってください。がんばります。
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非公開コメント

秘封倶楽部が時間の異なる平行世界の存在、スキマの能力が感じられますね。
タイトル後の冒頭は歌の歌詞ですね。

Re: タイトルなし

> タイトル後の冒頭は歌の歌詞ですね。
 よく分かりましたね。中学ぐらいのころ、すごくはまってたんですよ。
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プロフィール

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Author:雨竜三斗
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